《第10回 東北落とし込み復興記念大会》
酒田南港で開催された「第10回東北落とし込み復興記念大会」に、鈴木幹事と私の2人で参加してきました。

初めての釣り場で、事前情報はほとんどなし。
苦戦することは覚悟していました。
6:00、開会式を終えて釣り場まで徒歩で移動。
到着すると、沖堤のような巨大な堤防。
ガラ場もあり、雰囲気は抜群です。



前日参加された方からは「昨日は釣れたよ」との情報。
期待を胸に7:00、スタート。
鈴木幹事は手前のガラ場へ。
私は遥か先の堤防先端を目指します。
浮いている魚がいれば、一発で食ってくるのでは?
そんな期待をしながら落とし続けますが……
まったくアタリがありません。
先端付近では、ヘチ際を悠々と泳ぐ真鯛を発見。
貝を落としてみるも反応なし。
その後も魚の気配はなく、周りの参加者からも「アタリがない」との声。
暑さも厳しくなり、熱中症になりそうなほど。
水分を補給し、体力を温存します。
それでも大会で1枚を獲るために、もう一度先端方面へ。
浅いタナには魚が浮いていない。
そう判断し、狙いを底に絞ります。
日本海あるある。
釣れる時は釣れる。
条件が悪ければ、本当に何もない。
それでも、諦めるわけにはいきません。
風向きが変わり、ぶっつけの風に。
「もしかしたら、チャンスがあるかも……」
着底寸前。
フッと糸が止まったような違和感。
アワセを入れる。
「ん?フグ?何の魚だ?」
貝だから黒鯛か?
水深10m以上。
そこから一気に巻き上げます。
そして水面に姿を見せたのは……
黒鯛!!
無事にタモ入れ成功。
小さい。
でも、この状況なら間違いなく貴重な1枚。
すぐに検量所へ走ります。
32.1cm。


嬉しい1枚です。
この時点で、全体の釣果はまだ2枚。
「これは、もしかしたら……」
残り1時間。
このまま終われば、サイズは小さいながらも大物賞でアワードの権利を獲得できるかもしれない。
しかし、周りにいるのは地元の猛者、そして全国から集まった黒鯛師。
そんなに甘くはありません。
「あと1枚釣って逃げ切りたい」
暑さも忘れ、ひたすら底を狙って落とし続けます。
そして終了まで、あと5分。
主催者から
「間もなく終了の時間になりまーす」
もうダメか……
いや。
最後の1投まで諦めない。
残り5分。
竿2本分ほどのところで、竿を抑え込むようなアタリ。
渾身のアワセ!!
乗った。
そこからのことは、緊張でほとんど覚えていません。
ただ、無事にタモに収まったことだけは覚えています。
急いで検量所へ。
「良かった……」
40cm近い黒鯛。
その後、他に検量へ持ち込まれる魚はありませんでした。


最終釣果、全体で4枚。
そのうちの2枚を私が釣り上げ……
まさかの優勝!!
そして、アワードの出場権もいただくことができました。



東北代表として、アワードで戦ってきます!
初めての酒田南港。
情報もなく、アタリもなく、暑さとの戦い。
それでも最後まで諦めずに落とし続けた結果、最高の結末になりました。
大会を運営してくださった皆様、参加された皆様、本当にありがとうございました。



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