2024年 第5回木更津例会報告
2024年10月27日に木更津防波堤で、今年最後の定例大会が開催されました。
今回の報告は上堤した防波堤の会員からの状況報告になります。
B堤防レポート 前田会員
渡堤規制の煽りを受け例年よりも余計に、長物で賑わう晩秋の木更津堤。
150人近い釣り客が深場に向けて順に数を増してゆく堤防郡を船上で眺めながら、人のごった返すA堤を「まるでスリット堤防のようだ」と話す菅幹事長。
そんなA堤には誰も渡らず、木更津沖堤防では最長のB堤防に降り立ったのは、ゲスト参加者を含めた11人の黒鯛師。
潮は透けているが、曇り気味で北風が程よく、沖向きの海面が波気立つ、悪くはない雰囲気。餌は緑ツブあるいは白フジツボ。
「人と人の合間を縫って」ではあるが、長い堤防の利点を生かしとにかく広く探って行く作戦だ。
釣り場環境に揺れた2024年、天候も荒れ、前二例会も中止となり迎えた最終例会、大混雑の木更津B堤組は波乱を巻き起こせるのか、如何に!?
さて、時は過ぎ、長い潮の中だるみどき、気づけば北風の幾分弱まったポカポカとしたケーソンの上で揃いも揃って日向ぼっこである!
そう、アタリがない!!のである。
前日の釣行談を聞く限りでは、昼前には大方の人は帰り釣果もまずまず、と言った様子だが、今日は日曜日、談笑する船着場に帰り支度を済ませた釣り客はなかなか集まらない。
だからと言って、「餌を水中に入れなければ釣れる魚も釣れない」と諭すは古豪叶内氏。若い者たちが遅れをとってはなるまいと、足で稼ぎ、
手を替え餌を替え、際のみならず竿一本前を丹念に探り、飛ばして前を打ち、さらには遥か超前のコノシロの群の泳ぐ下を打ち、、、惨敗である。。
B堤では釣果は出ず、アタリも全員で3つ4つという渋さ。なかなかに厳しい釣行となりました。
C堤防レポート 橋爪会員
定例の大会も今回の木更津大会(2024年10月26日)が最後となります。
第5回と表記しておりますが、第3回五井堤防大会と第4回野島堤防大会が荒天の為、中止となりましたので実際には3回目の定例大会となりました。
菅幹事長の事前情報では、青物やシーバス狙いのルアーマンや、カワハギ狙いの釣り人等でかなりの混雑が予想される為、早めに駐車場のKeepが必要との事でしたので、
みなさん早朝から来場していたようです。当日は早朝5:00受付開始、5:30朝礼予定でしたので、自分も新沢さんと待ち合わせて4時ちょっと過ぎに公園駐車場へ到着しましたが、
車の空きは2台分しか有りませんでした。あぶないあぶない。
今回の参加者は総勢20名(ゲスト参加者6名含む)。受付、朝礼を終えて6:00便にて各堤防へ。船宿の宮川丸さん情報では既に渡船の受付は打ち切り終了?!(5:00便で150名渡堤)とのことでしたので、
A堤防、B堤防は大変な混雑が容易に予想できたので自分はC堤防へ渡堤する事としました。渡船中の船にて、竿にリールを装着しようとしたとき、まさかのミスが発覚。
なんとリールを自宅に忘れてきてしまったのでした。船中で「どなたかリールの予備を持っている方はいませんか」「ありますよ」と神の声。ゲスト参加していました荻野さんでした。
リールをお借りすることができて、無事に釣行する事ができました。本当に助かりました。感謝感激です。
他メンバーの方々もA堤防は避け、キャパの大きいB堤防へは11名、D堤防へ6名、C堤防は、廣瀬さんと新沢さんと橋爪の3名が渡堤しました。
風は緩やかな北風が吹き、OUTコースがいい感じです。それにしても人・人・人。C堤防にこれ程の人がいることは初体験です。B堤防を見てもおびただしい人の列が見えました。
A堤防もすごい事になっていたのでは。
早速、釣行開始です。廣瀬さんと新沢さんはB堤防方向へ。自分はD堤防方向へとOUTコース中心にヘチ際を丹念にさぐっていきますが全くアタリません。
釣行開始から30分が過ぎた頃に、D堤防にて佐藤顧問が口火を切った(釣り上げた)との情報がLINEに入り、気合いが入ります。がしかし全くアタリません。
他の2名の方ともすれ違う度に情報交換しますが、全くアタリがないと首をかしげるばかりです。上げ潮に入った9:30頃に漸く、中央からややB堤防寄りのOUTコースではじめてのアタリがあり、かけましたが沖に走られ痛恨のラインブレイク。その後はアタリが続かないので、ヘチ際を諦めて竿1本沖側をさぐることとしました。これが功を奏し、ポツポツとアタリが出始めます。
10時頃なんとか1枚Keepする事ができ一安心の瞬間でした。
その後、廣瀬さんも竿を曲げます。竿の曲がりから良型と思われますが、曲がっていた竿がまっすぐに。痛恨のハリス切れだったようです。
新沢さんも竿1本沖目で引き込むアタリがあったようですが残念ながら抜けてしまったようです。釣れてくるのは手のひらサイズと嘆いていました。
その後、潮が流れはじめた11時過ぎ頃から幾度となくアタリをもらい、魚もかけますが、ラインブレイクや針抜けを繰り返してしまい、追加できませんでした。へたくそすぎます。
昼飯も食べずに集中して落とし込みましたが、結局C堤防では自分の釣った1枚のみとなってしまいした。やはりこれほど多くの人が渡堤すると魚も警戒心が強くなってしまったのでしょうか。
厳しい釣行となってしまいました。それでも、同じ趣味を持った仲間の方との釣行は本当に楽しかったです。
D堤防レポート 下道会長
気づけば今年度の最終例会。第3回五井、第4回野島と悪天候で渡船できなかったので、久しぶりの仲間との例会となった。
ご承知のように神奈川県側の渡船は9月末をもって終了、現在渡船できるのは木更津と五井だけ、皆それぞれ複雑な思いを持っての開催となった。
さて、どこに渡堤しようかな、本命はA堤、しかしとにかく人が多い。5時便の船宿受付であんなに渋滞してるのは初めて見た。
青物回遊の影響もあるけど、釣り場がなくなったので、皆ここに来てるのかな、困ってるんだ、と感じた。
優勝を狙うS氏の誘導作戦があったが、ワンチャン狙いでD堤に決めた。渡堤したのは私を含め6名、他ルアーマンなど13名くらいは先に渡堤していた。
D堤に乗ったのは何年振りか?果たしてサカナはいるのか?スタートした。沖合ではボイルがちらほら。
そして、やはり浅い、もう少し潮が高くなってからかな、と勝手に理解した。
気がつくと開始早々、佐藤さんが釣ったよう、流石です。密かに優勝を狙っている様子。
私も開始早々内側で、何かが掛かるがすぐに外れた、何だ?その後も2回程掛かるが、外れるし、姿が見えない。
周りに聞くに、どうもチンコロが釣れてる様子。そんなこんなの10時30頃、少し前の聞き合わせで1枚目、慎重にやり取りした。
周りでも当たりが出だし、安藤さんも釣ったよう、時合いだ、集中して釣りをする。掛ける、バラスを2回程。
そしてさっきと同じ感じで2枚目。周りの皆さんもチンコロやバラシに悩まされ苦労してるようでした。
午後になり、他の釣り客も減り、さあここからと頑張ったが、先ほどと海と風の様子が変わった。
なーんも反応がない、それでも佐藤さんは2枚目をゲットしてる、恐るべし。そうこうしてるうち15時の船が迎えに来てタイムアウト、終了です。
結果、全体で6枚と非常に厳しい結果となった。そして入賞のサカナはD堤に偏ったようでした。
今年度のイベントもこれで終了、参加した皆が安全に釣りが出来て、楽しめたようで何よりです。また来年も楽しくやりましょう、お疲れ様でした
優勝は下道会長で、2枚の総全長が74.3cm
準優勝に佐藤顧問で、2枚で総全長が71.0cm
第三位に安藤氏で1枚の37.0cmの結果でした。
第四位が橋爪氏で1枚の35.0cm
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