2025年第2回 木更津定例大会
過日、5月11日に東京湾黒鯛研究会の第2回木更津例会の報告です。
前日からの南風強風で例会開催が危ぶまれましたが、朝になると風も収まり予定通り例会スタート。

今回は釣果のあった防波堤に渡堤した代表4名の報告になります。
A堤防 鈴木幹事
前日からの爆風で開催が心配されましたが、当日1番に宮川丸に到着しその頃には心地良い5月の風になっていて一安心。
私はA堤防を選択。
他のメンバーは下道会長、長谷川事務局、佐藤前会長、肥後湾奥幹事と錚々たるメンバーです。
渡堤後仕掛けを作り各々と落とし始めます。
06:30頃から確堤防の釣果があがりだします。
粒ではじめましたが中々当たり出せずに地底まで落とします。
すれ違う肥後会員から4発かけて全部針外れと食いが相当浅いと見てパイプに変えました。
パイプに変えてかけますがまさかの針外れ。

そんななか下道会長がA堤のファーストフィッシュの34cm。立て続けに40cmの2枚目。
一本前に落とすとラインが横に動きここでやっと1枚目37cm、鈴木。
下道会長アウト、鈴木インで同方向に落としているとここでも38.5cmの3枚目。
1分後インで私のラインがひったくられまたまた37cm。
会長も釣れるが26cm、26cm惜しくも規定サイズ外。
暫く当たり遠のきましたが南風が強くなり始め私が35cmを追加。
すかさず会長も34cmと34.5cm。
ここで無念のタイムアップ。


終日、短い時合でその場所にいないと釣れないというとても難しいA堤防でしたが8枚でました。
木更津幹事になって初めての木更津例会、終わってみれば40枚以上でてとてもいい1日になったと思います。
B堤防 松村幹事
B堤には昨年Award参加の実力者廣瀬氏、20代の元気一杯な2人天田氏、荻野氏(ゲスト)、松村の4名がB中へ渡堤。
3人に黒鯛を全部釣られてしまうのではないかと不安になる。広いB堤に会員4名しか渡らないのが意外であった。

渡堤後に仕掛けをセット。道糸2号、ハリス1.2号50㎝、チヌバリ3号、エサはパイプ。各自思い思いの場所へ。
廣瀬氏はインコースを攻めながらA堤方面へ。天田氏、荻野氏はC堤防方面へ。朝方吹いていた風も弱まり、どちらに進むか迷いながら私はアウトコースをA堤方面へ。
ワカメが堤防際にまだ残っており、テンポ良く落とす事が出来ない。またフグも活性が高く、小さなアタリが有る状況だが本命釣果は無し。
この間にも各堤防の釣果報告がグループLINEでタイムリーに展開され、複数釣果のメンバーもいる。完全に出遅れてしまった。



B先から折り返し内側を攻め荷物置場へ8:30頃戻り、荻野氏と情報交換しながら朝食。釣果が無い者同士慰め合う。現在のところB堤での釣果は天田氏1枚の様子。
このまま上げのタイミングまで寝てしまおうかと思っていると、少し先で天田氏が竿を曲げている。
2枚目の黒鯛は46.5cmの良型である。この若手のホープにレクチャーを受ける。今日はインコースのC方面に反応が多い事。ワカメへの引っ掛かりを面倒臭がらずキワを攻める事などを教わる。


この頃には潮位も下がり、ワカメの生え具合やパイプの着き具合を目視で確認しながらキワを落とす事が出来た。
この事が潮位の上がった午後の釣りの際、エサを落とすイメージにとても役に立った。黙々と落としていくものの、無風潮止まりでアタリの無いままC寄りのコバまで来てしまった。
あまり期待せずコバの流れにエサを流す。キワを流した後、竿一本前を流す。角を少し回り込んだところで突然の引き込みアタリ。ようやくの1枚目にホッとした。
その後はインコースの中央~C寄りまでを重点的に攻める。11:30、12:30の2枚は着底後での釣果。
地元の釣り師の方もこのエリアで釣果をあげているので広いB堤でも迷うことなく釣りをする事が出来た。
14:00にはワカメに引っ掛かかったと思いきや、一気に沖まで走り出す44.5cm。この魚で上位争いへの期待が出てきた。


タイムアップまで残り1時間。船着き場に戻りながらなんとか1枚獲りたいところ。南風も強まり落としにくいが、インコースは泡立ち雰囲気十分である。
なかなかアタリも貰う事ができなかったが、幸運にもタイムアップも迫った14:45に1枚追加し、計5枚で納竿。B堤防では全体釣果42枚のうち13枚の釣果があった。
C堤防レポート 永田会員
当日の潮回りが、満潮4:29干潮11:10であり、B堤防のC堤側が好調という情報であったことから、B堤防が混雑している可能性を考え朝一の潮が高い時間勝負でC堤防を選択。

C堤防は、叶内相談役、稲畠会員、橋爪会員、当方の4名と先週も五井で釣行したメンバーでの開始となった。混雑回避でC堤防を選択も、既に5時便で別クラブの例会中。失敗したかなと思いつつ仕掛けを作り定例大会がスタートした。稲畠会員が開始直後の6:23、いきなり35.0㎝を確保。魚はやる気と確信し、人の少ないB堤防側へ移動しアウトコース1投目で当たりがあったが掛からず、再度アプローチし2投目の6:34に38.0㎝。さらに、D堤での釣果報告を確認したため時合いと確信。しかし、アウトコースをB堤側コバまで落としたが当たらずの状況。インコースへ狙いを変更して直後、6:55に44.0㎝(2枚目)を追加した。その後すぐにインコースを攻めていた橋爪会員が7:10に38.0㎝。叶内相談役も掛けるが、残念ながら針外れしてしまった。明らかに局所的に当たり、その場所が動いているようである。その後、当たらない状況が続いたため、干潮前の賭けで誰もいないC堤防側へ大きく移動した。水深は浅いが濁ってはいる状況。粘って掛けるも規定外の26㎝。


長い沈黙を破り、B堤側で10:04に橋爪会員が39.7㎝(2枚目)を釣り上げる。話を聞くと当たりはあるとのこと。当方は全く当たらずの状況が続いていた。橋爪会員から上げで良くなると聞き、集中して落として11:31に40.5㎝(3枚目)、12:25に35.0㎝(4枚目)を追加出来た。インコースに風があたり、雰囲気は最高になってきた。すぐ横で橋爪会員が12:45に38.4㎝(3枚目)。話を聞くと、かなり当たりがあり、掛けるが外れるとのこと。稲畠会員も叶内相談役も全く同じ状況であった。ここから15時定例大会終了まで、私以外の3人だけが楽しい時間を過ごしていた。針外れしても当たりがあるだけで幸せです。私は当たりません。稲畠会員が13:32に43:0㎝(2枚目)叶内相談役が41.0㎝。橋爪会員が38.0㎝(4枚目)。と釣果を出し、定例大会が終了した。


D堤防 狩野会員
2025年初回の大会、私は総会に参加できませんでしたので久々のメンバーとの再会と大会参加の期待のためか寝つきが悪く(実質睡眠時間2時間・・・)、
宮川丸到着時点で眠過ぎて釣行出来るのか?という状況。しかし皆さんとの再開と会話で元気をもらって大会参加しました。

実は前週土曜日にコソ練で木更津に来たのですが、A堤、B堤とも激混みの状況、人が少ないC堤とD堤で釣果が出たためC堤かD堤の二択で乗船。
Dを良く知る人たちが降りなかったのと、渡船時防波堤上には誰もいなかったので迷わずD堤を選択。
D堤で降りたのは海津クラブメンバーの神田さん、安藤さんと私、黒寿々の福田さん、前田さんという、浅場の釣りに抵抗感がない横浜側クラブメンバー計5名での貸切状態。
潮は良い濁りも入っていますがほぼ無風。渡船時はインコース、アウトコースともに潮が全く流れていません。
餌は前週でも釣果があったパイプを中心に皆さん防波堤を狙います。
私は釣行開始後の一往復目は外側平場を狙います。テトラ側のコバまで来ると潮が辛うじて流れています。
際に落とすと聞き合わせで35cmをGet!!その1時間後に船付き場近くの内側底で41cm、その後前田さんも35.5cmと37cmを仕留めます。

沖側には竿2本先くらいまでの底、インコースは壁面にワカメがかなり繁茂しています。1ヒロちょいの水深でもワカメの隙間狙いをするとアタリが出るため皆さん休まず集中して釣行します。
福田さんもソコリの劇浅の時間帯に36cmをGET、風も吹き上げ潮が入りだした11:00過ぎになると更にアタリが出始めます。
神田さんも検量外の釣果後にワカメの隙間で1枚、福田さんも38cmに36cm、前田さんも33cmをアウトコース際で仕留めます。
私は上げ潮が入り出してからアタリが連発した内側を中心に狙っていましたが、ワカメ巻かれ&針外れなどで数回バラシた後に内側ワカメの隙間狙いで35cmを追加します。

終了少し前に前田さんが1枚仕留めるも残念ながら29cm、結局このままTime UP。終わってみると福田さん、前田さんと私が各3枚、神田さん1枚の計10枚という釣果でした。
この日は潮高差が大きい大潮、狭くてソコリは激浅となって皆さん敬遠しがちなD堤ですが、9:00~11:00のソコリの時間帯に何枚も釣果が出たりアタリやバラシは釣果以上にかなりありました。
釣果合計は10枚と他の防波堤と遜色ない釣果でした。
木更津防波堤例会結果(敬称略) 釣果枚数 42枚(ゲスト参加者含む)
優勝 松村 淳史 5枚 182.5cm 準優勝 下道 衛 5枚 181.0cm 第三位 永田 壮浩 4枚 157.5cm 第四位 橋爪 健一 4枚 154.1cm 第五位 天田 勇木 3枚 109.0cm 大会幹事賞 天田 勇木



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