2025年 第四回 五井堤防例会
猛暑が落ち着き始めた9月21日、
東京湾黒鯛研究会の今期最終例会が千葉県五井堤防で開催されました。

強風予報で出船が危ぶまれたが、前日夜に出船確定が出た時にはほっと胸をなでおろした。 当日は、早朝から守山丸が出船する千葉県寒川港に当会員15名、ゲスト参加者6名が集まった。 しかしながら、南風が強く沖合は十数メーターの風が吹いている状況。 北風に変わり風が穏やかになるタイミングまで遅らせてからの出船となった。 堤防に向かうまでの海の色は思いのほか良く、全員が臨戦態勢で青灯に渡堤した。


全員が仕掛けを作り、例会スタートの合図を待つ間も良い緊張感あり心地よかった。
濁りも入り、インコースもアウトコースも雰囲気が抜群の中でいよいよ例会がスタートした。
この状況は魚も浮いているはずと、朝一好調なアウトコースのポイントを2ヒロまでに絞り釣行開始。
スタートして直後、狩野会員が同じポイントの先で42㎝を既に玉網に入れていた。
流石、「良く知っているな」と思いながら同じ場所に差し掛かった時に2ヒロ手前で強い当たり。 掛けるも針外れ。 魚はやはり浮いていると確信し、
より軽い仕掛けでテンションを抜いて落とすとすぐにストップで当たりが出たが掛からない。




この日の青灯は、他クラブの例会も重なり大会さながらの人数である。
少しだけ戻り重点的にこのポイントを攻めたいが後方からの釣行者もいるため断念し灯台側へ進む。
その間にも、
下道会長が42.5㎝を灯台側、佐藤顧問も大溝手前のインコースで40.8㎝と続く。
さらに30分後、肥後会員が30㎝、菅幹事長40.1㎝、廣瀬会員36.5㎝と順調に釣果情報が届く。


当方は灯台まで落としたが全く当たりを貰えない状況であったため一気に河口側へ移動。 移動中、佐藤顧問からホーム頑張れと激励を受けた。
しかし状況変わらず当たらない。
河口側から見ていると灯台側はあまり人入っていない。
既に10時前で残りあと2時間、賭けではあるが河口を見切りもう一度灯台へ戻ることとした。
戻る途中で釣果を出している菅幹事長より魚が沈んでおり数枚掛けたが針外れしたと貴重な情報を頂いた。
最近の五井は釣れない時でもやる気のある魚は2ヒロ以内で食ってきていた。
さらに釣れる場所が安定せずに動く事が多かったため広く探っていたが、
作戦変更し灯台側のアウトコースを全層で狙うこととした。
開始後すぐに深い棚で42.5㎝を確保。


ここで
肥後会員が2枚目となる30.5㎝、廣瀬会員も2枚目の32.5㎝、さらに佐藤顧問も続き2枚目の37.5㎝を釣り上げた。
おそらくいつも通りすぐに終わる短い時合いである。


もう一度アウトコースを全層で落とすとすぐに当たり、2枚目となる36.5㎝を確保。
約30分の短い時合いが終了した。
その後は、やる気のある魚を探し当てられないまま12時のタイムアップを迎えた。
最後にゲスト参加いただきました、
増沢さん、植木さん、田中さん、寺本さん、喜多さん、荻野さんありがとうございました。


また五井でお待ちしております。
荻野さんが3枚も釣っていたので、今年の冬もしっかり修行しようと心に誓いました。




この例会の前に、今年の黒研Cupで不意の怪我をされた大会参加者が、現在の状況と大会当日のご対応に対する感謝の気持ちをお伝えに来てくれました。 手術は無事に終了し、現在は回復に向けてのリハビリ中とのことです。 会としても現在の状況を聞いて一安心しました。 けがをされた黒鯛師の一日も早いご回復をお祈りするとともに、主催する側として、今後の励みにもなりました。 この事を教訓に、事故や怪我をさせずに運営していくのか考えていく必要があります。
五井例会大会結果 (敬称略)
優勝 永田 壮浩 2枚 79.0cm
準優勝 佐藤 達夫 2枚 78.3cm
第三位 廣瀬 健夫 2枚 69.0cm
第四位 肥後 吉実 2枚 60.5cm
第五位 下道 衛 1枚 42.5cm
第六位 狩野 誠司 Ⅰ枚 42.0cm
第七位 菅 順一 1枚 40.1cm



ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません