2025年 第三回 湾奥 潮見例会

2025年9月2日

8 月も下旬を迎え、夏の強い日差しと連日の猛暑で熱中症アラートがはほぼ毎日発令され、ここまで厳しい夏場を過ごすことはなかったと記憶している。また、昨年の遊漁法改正により渡船可能な堤防が木更津、五井の堤防に限られてしまい各クラブ、黒鯛釣り愛好家が新しい釣り場の模索を続けている。勿論、当会でも例会活動の新しい場所として東京湾湾奥を今後の活動場所として考え、今回テスト開催として潮見、辰巳周辺での例会を実施した。

当日は会員16名、ゲスト4名で場所の説明、集合撮影後、競技開始となる。早朝にもかかわらずすでに気温は上がり始め、ほぼ無風のためか全身すでに汗だくだ。各々、狙いの場所へ移動していく。私が餌の片づけ、荷物の確認を取ってから支度をしていると会員叶内さんが大きく竿曲げていた。和竿が大きく弧を描き、十分な矯めとやり取りで玉に収まる。47.5cmと幸先よく良型が検量される。大潮のゆっくりとした流れの中での当たりだったとのこと。正に教科書通りの一連の動きに無駄のなさと余裕を感じた場面でした。

その後、会員狩野さんが良型2枚を確保し、朝まずめの下げに時合が集中していたのでしょうか続々と釣果ラインがアップされます。S字橋方面、辰巳橋方面、豊洲運河方面とそれぞれ広範囲での釣果報告です。私は潮見運動公園近辺に狙いをつけ、へち、前と探りながら攻めてゆきましたが当たりは結構出ていたのですが針掛かりが悪く、小針に小さな餌を付けワンテンポ送らすような合わせに徹し、3枚(へち1・前2)確保することができました。当日は思ったより下げの潮が豊洲運河から日本経済新聞方面、辰巳橋方面でもあまり聞いていなかったように感じました。


所謂、大潮の知らないうちに潮が下げてしまう感覚が顕著に表れているように感じました。9時30分を過ぎる頃には気温が34度近くになってきて無風でこの気温では体力的にも辛く、日陰で休憩を入れながらの会員の姿が見受けられました。当然魚も日陰やがれ場に移動しているか流れ込みや潮の交差するところに移動していてこうした場所に狙いつけて型を見た会員の釣果報告で状況を確認することができました。それにしても暑い、水分補給も11時の頃にはすでに2リッター以上の摂取、強い日差し、全身のだるさなどどれだけ落とすことに集中できるか、修行のような状況で釣果アップのラインもなく12時20分前を迎えました。朝の朝礼時に暑さの状況によっては早期終了のアナウンスもしていたのでGLにて 12 時終了の連絡をアップして終了となりました。今年度は湾奥のテスト的な開催でしたが時期、時間、場所なども検討事項の課題もあることを改めて感じた例会で良い面、悪い面も検証しながら次年度以降、湾奥例会が定期例会として定着するように会員の皆さんと検討して行きと考えています。最後にゲスト参加された植木さん、坂本さん、小嶋さん、荻野さん、暑い中参加
頂き、ありがとうございました。会員の皆さんもお疲れさまでした。

湾奥 潮見例会結果 釣果総枚数19枚

優勝  肥後 吉実  3枚 118.5cm

準優勝 下道 衛   2枚  81.0cm

第三位 狩野 誠司  2枚  77.0cm

第四位 天田 勇木  2枚  76.4cm

第五位 永田 壮浩  2枚  71.5cm

第六位 菅 順一  2枚  71.0cm

第七位 叶内 健雄  1枚  47.5cm

第八位 鈴木 俊平 1枚  39.0cm

第九位 小川 宗良 1枚  37.5cm

第十位 松村 淳史 1枚 36.0cm