2023年度 定例大会 第4回 野島例会

東京湾黒鯛研究会の第4回例会が10月8日(日)に野島防波堤で開催されました。

第4回の例会は、第1回から第3回までの輪番開催とは別に、会員の投票で開催場所を決めるワイルドカードで野島防波堤での開催が決定しました。会員の投票で決定したのが、9月初旬であったこともあって、時期が遅れるほどに釣果が下がるため、なるべく早い日程を優先して10月8日の開催としましたが、三連休の中日の開催となったこともあり、普段より少ない7名の参加となりました。   当日の潮回りは小潮で、干潮が6:02で潮位71cm、満潮が15:03で145cm。風は終日北風が強めの予報でした。上げ潮ながら北風で、潮と風が逆向きになる状況で、潮と風が釣果に影響しやすい野島防波堤では、良くないパターンのため、渡堤先の判断が分かれるところでしたが、7:15出船の便で渡堤し、ドック先に1名、青灯に4名、赤灯に2名が渡りました。   青灯の状況はやや強めの北風で、所々いい感じのさらしができている状況。

青灯ではクズレ手前で下道幹事長が、看板周辺で狩野氏がほぼ同時にネットイン。 サイズはここ最近のレギュラーサイズ。 潮と風が逆向きな状況なのに釣果が上がり、期待大でしたが続きません。 昼手前にまたも下道幹事長と狩野氏が1枚ずつ追加。 午前はこれで終了しました。

上げ潮の効き具合に期待してドック先に渡った廣瀬氏ですが、潮は澄んでおり上げ潮は北風に押されて、ほとんど効いていない状態で判断ミスを痛感。案の定ヘチから沖目まで探っても反応なく、丸カンや沈みケーソン周りにも黒鯛らしい反応はなし。時々アタリがあるのはムラソイのみでした。   黒鯛の反応がないドック先は諦めて、お昼の便で青灯に移動することにしました。青灯に移動して午前中の状況を聞いてみると、下道幹事長と狩野氏が2枚ずつ釣り上げているとのことで、青灯では、潮と風が逆でも強めの北風が効いていたようです。潮位が更に上がる午後の時間帯に期待しながら釣り再開。   13時過ぎに看板の先でヘチを探っていると着底寸前に止まるアタリが出て、上がってきたのは引きの強い40cm。その30分後には、テラス手前で竿1本先を探って着底で聞き合わせを入れると、沖に力強く走り出したので、かなりの大物かと期待しましたが、上がってきたのは45cmでした。

2枚の釣果に気を良くして、逆転優勝も狙えるのではと思いましたが、その後はアタリが2回あったものの鈎掛りせず、釣果を伸ばすことができませんでした。  

14時過ぎには下道幹事長が3枚目を追加して一歩リード。その後、叶内氏も1枚釣り上げます。残り時間もわずかになったところで、下道幹事長が4枚目をゲットして、見事に優勝を手中に収めました。赤灯では、15時前に佐藤会長が37.5cmを釣り上げており、全体釣果は10枚で大会成立となりました。   シーズン終盤で、決して良い条件ではありませんでしたが、7人で10枚は満足いく釣果だったと思います。事故もなく終えることができましたこと、例会参加の皆様、御協力頂いた村本海事の皆様に心より御礼申し上げます。  

優 勝: 下道 衛 氏 合計4枚 総全長137.1cm

準優勝: 廣瀬 健夫 氏 合計2枚 総全長85.1cm  

3位  : 狩野 誠司 氏 合計2枚 総全長68.2cm

4位 : 佐藤 達夫 氏 … 合計1枚 総全長37.5cm  

(大会幹事賞:釣果者の下から2番目を表彰)

5位 : 叶内 健雄 氏 合計1枚 総全長31.4cm

大型賞:対象なし   釣果合計:10枚  

例会参加者(五十音順)   叶内 健雄氏、狩野 誠司氏、佐藤 達夫氏、下道 衛氏、長谷川 直也氏、肥後 吉実氏、廣瀬 健夫氏   計7名