湯浅氏追悼大会

過日、10月29日に当会にも所属していた湯浅 尅俉さんの追悼大会が、川崎新堤にて開催されました。 この大会は川崎新堤をホームにしているクラブ様が主催しての大会で、毎年この時期に有志で開催している下剋上大会と合わせての大会として、87名の黒鯛師が参加。 当会の会員も15名が参加して、亡き故人の冥福をお祈りしました。 参加者全員が、川崎の5番乗船場にて下船。 

主催者より大会の趣旨と本日のスケジュールを説明され大会スタート。 と同時に西の空に虹が掛かり、大会に参加する湯浅さんが天国から降りてきたようです。 大会がスタートして間もなく5番周辺で釣果が上がります。  会員も各所で竿を曲げる姿が見られますが、本命ではなく河豚...また河豚...時々カサゴです。 10時に追悼のセレモニーを執り行い、海に向けての献花とご遺族様より少しだけ頂戴したご遺骨の散骨を執り行い、湯浅さんを偲びました。

午後になり、上げの潮があまり動かない状況でしたが、深場での釣果が良く、ポツポツとネットインされる黒鯛が見られました。 大会は15時30分で終了。 釣果最長魚を釣り上げた安達吉幸様が優勝。準優勝に吉田正彦様と続き、全部で20枚近くの黒鯛の釣果がありました。 大会を主催して準備してくださった川崎新堤をホームにされているチームの方々および、参加された黒鯛師の皆様。お疲れ様でした。        ありがとうございました。  

東京湾黒鯛研究会が発足した1992年より在籍。昨年で高齢によるご自身の身体の都合によって退会されましたが、2023年の春先まではご自宅周辺で体調に差し支えない程度に黒鯛釣行をしていました。

湾内各所の防波堤に精通し、千葉県の渡船屋近くの弁当屋の焼肉弁当とBBQ弁当が大好きで、釣行するたびにどちらかを購入しては美味しそうに食べていた湯浅さん。

川崎での釣行のあとはボーリング場へと通い、3ゲームは投げていてスコアーもそれなりに出されていた湯浅さん。スーパーじいじと呼ばれるに相応しい一面もあれば、 自分が釣れていないときには若人が釣り上げた魚を、【それ僕の魚!】と言って笑顔で手を差し出したり、背高の会員には、【おんぶして水没先の防波堤まで渡って!】と、可愛らしい一面もお見せした湯浅さんでした。 今頃は天国でボーリング仲間や釣友、特に五井の古川さんとは昔話で盛り上がっていると思います。  パーフェクトゲームを何ゲームも出したよね。や、此処の堤防は昔からかわらないね。 とか、稚魚放流のおかげで釣れるようになったよね。 ってな感じでしょうか?    黒研例会にはいつでも参加しに来てください。 いつでも大歓迎です。 でもタモは忘れないようにしてくださいね(笑)  今まで会の活動にご尽力くださいましてありがとうございました。 どうか安らかにお眠りください。  

おっと、最後に...  会員の釣果結果ですが、参加者全員が本命ボーズを喰らってしまい釣果がありませんでした。 お恥ずかしい。