第15回 東京湾クラブ対抗へチ釣り選手権 大会報告
2023年 7月 6日に株式会社ウイング黒鯛工房事業部様主催の第15回 東京湾クラブ対抗ヘチ釣り選手権が開催されました。
今年は32チーム96名の黒鯛師が30センチ以上の黒鯛の総枚数を競う大会に、東京湾黒鯛研究会会員も地元クラブ所属から参戦してきました。
今回の報告は朝の防波堤に渡堤した会員からの状況報告になります。
A堤防レポート 長谷川事務局
北風強風で沖側は波気もあるがたまに堤防を越えるほどの波が襲う中、競技開始とともに灯台方面やB堤防方面に向けて釣行開始。
早々に横須賀BFC Aチームで参加した黒研会員の五十嵐氏に釣果が上がります。
これを機にポツポツと釣果があがりますが、いわゆる時合にある立て続けの釣果がありません。
また木更津あるあるの、荒れた沖側よりも内側が良く釣れる。 沖側でも内側でも釣果が上がります。
今年のこの時期の木更津は小型で30センチに満たないサイズが多く、ネットインして検量してもいわゆる規定外で肩を落とす黒鯛師も多くいました。
スタートして2時間弱。 黒研の五十嵐氏と今回優勝した西田様がそろって2枚の釣果。 これを追いかける黒鯛師が数名。
8時の便と10時の移動便ではA堤から移動する方はおらず、10名程の方が移動してきます。
それでもポツポツと釣果のあるA堤。終わってみれば優勝したチームの釣果はA堤防で釣果のあった3枚の結果でした。
B堤レポート 廣瀬幹事
北風強風でシブキを被る状況の下、6:20の競技開始の合図とともに選手の多くが堤防各所に早歩きで移動して競技開始。
波気があって雰囲気は良さそうな感じでしたが、黒鯛のアタリらしいアタリがありません。浅いタナ狙いから、底狙いに切り替えたり、
エサもツブやツブ・ダンゴ、カニなど、色々なエサを試してみても、やはりアタリらしいアタリがありません。
知り合いの選手に聞いてみても、アタリがあったという方はごくわずか。他の堤防では釣果情報がポツポツと入っていたので、
7時過ぎに競技役員の方に検量状況を聞いてみると、検量に持ち込まれた黒鯛釣果はナシとのこと。他の選手との会話でも、
「今日のB堤はダメかも??」との弱気な発言が多く出てきました。
その後も8時までにB堤では釣果が出なかったため、見切りをつけて8時の船で移動を決断。その後、10時の船で移動してきた
選手の情報では、B堤でも釣果が3枚出たとの話でしたが、前評判以上に状況の厳しいB堤でした。
C堤レポート 菅幹事
例年通りC堤の担当です。
スタートの合図で手前コバで1枚が上がります。
そして待望の私にもアタリ。アウトコースで釣れましたが惜しくも28cmの検量外。
すぐに肥後会員にもインコースの底近くで1枚。これは間違いなく30オーバーでした。
これはもしや数勝負になる?と思ったがそこまで。検量所が静かになってます。
特に先端に行くほどアタリが少なくなり、8時の時点での全体釣果は真ん中から手前までの3枚。
単発の釣れ方となり終了まで皆さん苦労してる様子でした。
10時の移動まで粘りましたが、C堤全体で4枚の検量サイズが持ち込まれました。
大会結果ですがA堤防に上堤した横須賀BFCの五十嵐氏が2枚を確保。チーム合計3枚でしたが、最大長で惜しくも準優勝
廣瀬氏所属の野島防波堤海津クラブBチームが合計2枚の最大長寸で第三位
佐藤会長と肥後氏が各1枚ずつの釣果の東京湾黒鯛研究会が同じく合計2枚で第四位
狩野氏所属の野島防波堤海津クラブAチームが最大長寸差で第七位でした。
また釣果があった会員もいましたが、検量基準の30cmには届かず、涙を飲んだ会員もおりました。
今年も登場したかなり細身のハリウッドザコシショウと...独りだけの変顔ブラザーズが現れました。
(写真は株式会社ウイング黒鯛工房事業部様及び当会会員より拝借)
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