2023年 第1回横浜例会報告
過日、6月11日に東京湾黒鯛研究会の第1回横浜例会の報告です。
当日は朝から雨模様。しかし時間が経つにつれ、雨も止んできて日中は曇天。数日前まで日照り続きの影響か、ニゴリは申し分ない状況の中、例会スタート。
今回は釣果のあった防波堤に渡堤した代表3名の報告になります。
旧白灯台 レポート 肥後 吉実
例会当日、この日は生憎の雨。出船後、最初の渡船となる。個人的には 30 年ぶりの旧白への渡船で懐かしさと大きく様変わりした横浜沖堤の風景に時の流れを感じるとともに例会初参加の緊張感のある中、佐藤会⾧、五十嵐会員、肥後の 3 名で下船。
荷物を整理し、仕掛けを作りながらアウトコース、インコースの潮色を確認する、表層が濁り、下層は済み潮の混じりがあり堤防両サイドが緩く流れており、時々通る大型船の寄せ波が堤防を浚っている状況であった。
各々、落とし始める。アウトコース旧赤方向に向かって落としてゆくがわかめが残っていてへちギリギリはわかめで落としずらい中、インコース中央部にて五十嵐会員がこの日のⅠ枚目を取り込むも残念ながら規定外の 29.5 センチ。
佐藤会⾧も丁寧に落とし込んでいた。この日の流れは従来の流れとは異なり変則的に流れたり止まったり、濁りの強い表層は緩く流れ、下層はそれほど流れず、両コバ、中央部の浅めのところでのヒット率が高かった。時合いは上げ前、三分、下げ止まり前、下げからは当たりが少し遠のいた中、五十嵐会員の陸側インコースでの正確な落とし込みと食わせで計6枚 キビレ2枚 規定外が1枚の素晴らしい釣果がありました。
佐藤会⾧も規定サイズ 3 枚と安定の釣果でした。
佐藤会⾧、五十嵐会員のこれぞ黒研という繊細な釣技を通して学びの多い例会となりました。
十米 レポート 下道 衛
渡堤は1人。他のメンバーは誰も渡らない。
渡堤後すぐに掛けるもハリス切れ、黒?黄色?7時半頃やっとこさ1枚目。その後掛けるも水面でハリ外れ、これは黒。
9時半頃からポツリ、ポツリとあたりが出だし追加。満潮から下げに入った10時頃よりあたりが増え、数を重ねる。
1番おいしい時間帯に用意したストリンガーがなくなり、大きいサイズは計測の上、解放し、微妙なサイズのみ持ち帰ることに。
このおいしい時間帯に、バタバタと計測と記録保存することで、時間をロス。ちなみにバタバタ中、おにぎりも海中へ落としロスト。
計測終了後に再開するも既に時合いは終了、たまに釣れるのは黄色。15時過ぎにやっと1枚追加し、終了となりました。
第一新堤 レポート 菅 順一
第一新堤には会員5名。ゲスト参加7名の12名が渡堤しました。事前の情報では沖が釣れているとの事。
ファーストフィッシュは鈴木会員の手前コバ(低い方)。3投目の1ヒロ半だそうです。中型の見事な黒鯛でした。
次に平場の高い方で金子会員。この魚も2ヒロ以内。ゲストの椎名氏もオカマ内側で1枚。
これで魚が浮いてるのを確信し、より一層チャンスを逃さないように全員が落として行きます。
同じ頃に菅会員が手前コバ、叶内会員が平場の浅いタナで掛けていきます。
外側にアタリが集中していたので全員が高い方に登る。
開始2時間以内で金子会員が3枚、菅会員が3枚、叶内会員が2枚、鈴木会員が1枚と続きます。
その後は一般船でどんどん釣り人が降りてきます。
堤防は全体で20名くらいでしょうか…かなりの混雑模様。
当然、魚が沈んでアタリも遠のきます。
そんな中、モーニングで出遅れていた松村会員が3ヒロで渾身の1枚をゲット。
これで会員の全員安打が確定しました。
終盤戦。最後のチャンスを信じて落とし続けるもなかなか釣果に結び付かない。
15時。高い方で鈴木会員が大きく竿を曲げている。
全員が注目してる中でようやく上がってきたのは見事な51.5cm。
第一新堤で今日一番の大物。
後に今回の横浜例会、大物賞となる1枚となりました。
その後、すぐにゲストの新免氏が高い方の浅いタナで2枚目。
これが終了の合図となりました。
大混雑の第一新堤の割にはモーニングもあり、全体的にポツポツと釣果ありで、枚数が出た方だと思います。
会員12名 ゲスト7名で開催された横浜例会の結果は以下の通り。
優勝 枚数10枚 下道 衛幹事長
準優勝 枚数 6枚 五十嵐雅俊氏
第三位 枚数 4枚 叶内 健雄氏
第四位 枚数 4枚 金子 圭一氏
第五位 枚数 4枚 前田 琢士氏
第六位 枚数 3枚 鈴木 俊平氏
第七位 枚数 3枚 菅 順一氏
第八位 枚数 3枚 佐藤 達夫会長
この例会にゲスト参加された方々の釣果結果
寺沢氏、3枚 飯沼氏、2枚 新免氏、2枚
栗林氏、2枚 椎名氏、1枚
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