2023年 第2回五井例会報告
夏の強い日差しが列島各地で猛威を振るう酷暑の中、第2回東京湾黒研、五井例会が開催されました。
開催前の週は東系の風が吹き、一部では青潮らしき状況が発生していたとのことでしたが当日、守山丸渡船運行中の海の状況は澄み加減。
しかし北東の風が心地よく、見慣れた工業団地の風景を見ながら何となく安心した。「黒鯛は釣れるのではないか(佐藤会長)」
という期待感の中、全員青灯堤防に上堤した。
叶内担当幹事より日程及び会員16名、ゲスト参加13名の合計29名の自己紹介後、釣行開始。
各自、青灯台まわり、中央部、河口部、インコースとそれぞれが思うイメージでのスタート。
河口部~朝の上げから潮止まりまで (レポート肥後会員)
上げ潮がかなり効いている事から迷わず河口部へ向かってインコースから始める。先ずは一つから一つ半の間を潮になじませながら落とし込んでいく。
この時の一投目の落としは毎度のこと何とも言えない妄想に駆られると同時に早く1枚取って楽になりたいと思う気持ちの揺れが交差する貴重な時間でもある。私はこの瞬間をとても大事にしているが(笑)
十投目を越した頃だろうかケイソンの継ぎ目、緩やかな吹き出しで糸が止まる。即、合わせる、小気味よい引きで上がってきたのは毎度の検量微妙サイズ、検量は28㎝と30㎝に届かず。
気を取り直して再度、インコース河口部へ落とし続ける。この後、直ぐに同サイズ確保。
そして今度は2つ半で糸を弾く当たりで合わせるも、これまた同サイズの魚を取り込む。 どうやら上棚に魚が浮いているようである。河口部コバも同じように攻めるも反応なし。
ここでアウトコースを攻めるために少し戻ってパラペットの上から覗くとこちらは日陰になっている上、上げ潮が丁度よい上下流れになっていてしかも笹濁り、これは当たると確信し、
一つ半から二つを落とし込んでゆく。暫くすると糸が止まりふける、即、合わせる、取り込んだのは34.3㎝、漸く、規定サイズを確保。会員の鈴木さんに「黒鯛頑張れ応援」して貰いながらの取り込みでした(笑)
これで安心したこともあってか、針掛かりしない当たりがあったり、乗せたあとに外れたりと結構な当たりがあったがなかなか魚を捉えることができず、潮止まりとなる。
灯台方面(レポート松村)
当日の潮回りは中潮で満潮7:40 182cm 干潮13:55 45cmとほぼ下げ潮の釣り。検量台を持ち灯台方面へ。堤防は水位も充分、朝マズメで釣れそうな雰囲気で満ちています。
灯台先端、への字の溝など各自が思い思いの場所へ行き落としていきます。私はへの字手前に検量台を置き、への字周りの外側を狙います。誰がモーニングを手にするかドキドキの時間。
2ヒロまでを手返し良く落として行きます。しかし誰の竿も曲がる様子はありません・・・。
灯台方面を攻めていたメンバーも「当たらない」と言いながら船着き場方面へ戻って行きます。 どうやら灯台方面はハズレだったようです。
モーニング劇場が無い中、6時過ぎに佐藤会長、嶋崎会員、小川会員がへの字少し手前でパタパタと釣果が。「突然スイッチが入った」と佐藤会長。私もおこぼれに預かろうかと狙いますが、釣果とはなりませんでした。
その後はたまに誰かがポツリと釣る展開で、日が昇るにつれ、風も微風、物凄い暑さです。 私は灯台側を諦め河口方面へ。9:30にゲスト参加の五井黒研の村山氏が内側で46cm。 底付近での釣果との事で、私も3ヒロほどまで落としたところでストップアタリ。31cmでギリギリ釣果となりました。ここでようやくホッとできました。
その後、外側に登り、落としていると、佐藤会長が何やら1箇所で粘っているのを目撃。 これは魚が居ると、集中力を高めて落とすとピンと糸が弾け33cmの貴重な1枚。これで何とか地元開催のチャンスで上位争いに加わる事が出来ます。12:00頃、叶内幹事にも釣果。
例会は14:30まで行われる為、下げ止まり付近のチャンスも残っています。その時間にどこで釣りをするかを考えた結果、灯台周りを選択。同じ考えの下道幹事長、肥後氏の姿も見えます。 しかし、落としてみると釣れる気がしません。ベタ凪、潮も動いていません。ここで堤防を見渡すと、南東の風でインコースがバチャついています。への字付近まで戻り、インコースを3ヒロまで落とすと13:15、13:30に釣果を上げる事が出来ました。また、この付近が得意なゲスト参加の五井黒研寺澤氏にも釣果。13:50には外側を攻めていた下道幹事長が「ヤバいかも…」
と、ケーソンの間が魚に入りましたが、無事キャッチ。ここでタイムアップとなりました。
納竿時間までに検量対象魚は17枚。検量対象外も含めると30枚近くの釣果のあった例会になりました。
五井例会結果 釣果枚数 17枚(黒研会員のみ)
優勝 松村氏 総枚数4枚 総全長132.1cm
準優勝 肥後氏 総枚数2枚 総全長 69.7cm
第三位 叶内氏 総枚数2枚 総全長 67.3cm
第四位 下道幹事長 総枚数2枚 総全長 64.4cm
第五位 前田氏 総枚数2枚 総全長 63.5cm
大会幹事賞の争いは、例会開始前から熾烈を極めた争いに残った三名による決着で鈴木さんが勝ち残りました...とさ?
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